「浴室のドアだけ交換したい」
「費用はどれくらいかかるんだろう?」
「業者に頼まなくても自分で交換できないの?」
お風呂の扉の汚れや傷みが気になってきて、交換するべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
しかし、知識がないまま進めてしまうと、必要のない交換をしたり、用途に合わないものを選択したりしかねません。
そこで本記事では、リフォーム会社で記事を執筆している私が、以下の内容を解説します。
- お風呂の扉交換をおすすめするタイミング
- 3種類あるお風呂の扉の選び方
- 選ぶときの注意点
- 交換する2つの方法
- 納得保証で安心の業者
お風呂の扉を交換したい方も、交換をすすめられて迷っている方も必見の内容です。
なお、浴室リフォームでお悩みであれば、ぜひ浴室再生職人にご相談ください。
浴室リフォーム専門のプロ集団が、お悩み相談から施工まで一気通貫で承っております。
無料で相談できるので、ぜひお気軽にご連絡ください。
お風呂の扉交換をおすすめするタイミング5選
浴室の扉の耐用年数は約15年~25年と言われています。
ただ、これから紹介する症状が現れた場合、早急に扉や部品を交換するのがおすすめです。
- 脱衣所に水が漏れている
- 扉やアクリル部分がひび割れている
- 隙間にカビが大量発生している
- 扉のパッキン部分が剥がれている
- 蝶番が壊れている
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.脱衣所に水が漏れている
お風呂の扉をしっかりと閉めていても、脱衣所までシャワーなどの水が漏れだすことがあります。
脱衣所まで水が漏れる原因として、シーリング材が劣化していることが考えられます。
シーリング材とは、壁の隙間などを埋めて防水性や気密性を高めるために使用されている物です。
したがって、劣化するとひび割れなどが起こり、防水性が低下して水漏れが発生してしまいます。
また、一般的にシーリング材の耐用年数は約10年で、長くても12年~15年といわれています。
そのため、シーリング材にひび割れなどが起こっている場合は、早急に新しく打ち直すことをおすすめします。
こちらは自分でも打つことも可能ですが、難しいと感じる方は施工業者に依頼しましょう。
2.扉やアクリル部分がひび割れている
お風呂の扉やアクリル部分にひび割れが起こっている場合は、新しいものと交換する必要があります。
特に、アクリル部分にひびが入っている場合は早急にリフォームが必要となります。
理由としては、アクリルにひびが入ると水漏れが発生するだけでなく、割れて怪我をする危険性があるためです。
また、扉の樹脂の部分にひびが入っている場合も、そこから水が漏れだす可能性があるため新しいものと交換が必要です。
このように、ただひびが入っているだけだと考えて放置していると、様々な問題が発生する可能性があります。
そのため、扉にひびが入っているのを見つけたら早急にリフォームを行うことをおすすめします。
3.隙間にカビが大量発生している
ほかにも、扉の隙間などにカビが大量発生している場合も交換が必要です。
少しのカビなら、漂白剤などを使って掃除を行うことで取り除けることがあります。
しかし、掃除しても取り除けない際は、カビが深く根付いている可能性があります。
カビを放置しておくとどんどん繁殖していき、浴室全体が劣化するだけでなくアレルギーなど人体にも悪影響を及ぼすためたいへん危険です。
そのため、カビが大量発生、深く根付いて取り除けないといった場合は、リフォームが必要になります。
4.扉のパッキン部分が剥がれている
パッキンとは、扉の下の部分やアクリルの隙間を埋めているもののことです。
素材がゴムで出来ているため、経年劣化が起こると形が歪んだり剥がれたりします。
一般的にパッキンの耐用年数は約10年程度と言われており、劣化すると水漏れが発生する可能性があります。
そのため、劣化した際は早急に新しいものと交換しましょう。
パッキン自体は自分でも交換できますが、上手くいかないと隙間ができたりして、かえって費用が多くかかる可能性があります。
したがって、自分で交換するのが不安だという方は、業者に依頼しましょう。
5.蝶番が壊れている
扉の蝶番(ちょうつがい)が劣化、破損している場合も交換する必要があります。
蝶番とは、扉や蓋を開け閉めできるようにする金具のことです。
この部品が劣化してしまうと、扉を動かした際にガタつくようになります。
ただ、お風呂の扉の中で、蝶番が付いているのは開き戸だけです。
そのため、開き戸を使っていて扉がガタついている場合は、蝶番が原因の可能性があります。
蝶番のネジが緩んでいるのであれば、ドライバーで締め直すと改善されるでしょう。
もし、ネジを締めても改善されない場合は、新しいものと交換しましょう。
【優先項目別】3種類あるお風呂の扉の選び方
お風呂の扉といっても、それぞれ違った特徴や使用方法など様々です。
そのため、それぞれ扉の特徴を理解することで、自分の生活に合うものが見つけやすくなります。
- 設置しやすい扉なら折れ戸がおすすめ
- 使いやすい扉なら引き戸がおすすめ
- 手入れしやすい扉なら開き戸がおすすめ
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.設置しやすい扉なら折れ戸がおすすめ
折れ戸は、開けるスペースが少なく済むためほとんどの場所に設置できる扉です。
お風呂の扉の中でも一般的で、どのメーカーでも大体標準仕様として設定されています。
また、真ん中で折れて開く仕様なため、最小限のスペースで入口は大きいという特徴を持っています。
さらに、費用相場が3万円~6万円と他の扉の中でも一番価格が安いというのも利点です。
ただ、取っ手の部分が外れたりなど、壊れやすいというデメリットもあります。
そのため、日々の扱いに少し注意する必要があります。
もし、安くて必要なスペースが少なく済む扉をお探しの場合は、折れ戸がおすすめです。
2.使いやすい扉なら引き戸がおすすめ
引き戸とは、横にスライドさせて開けるシンプルな構造の扉のことです。
力を入れなくても開けることができるため、子供やお年寄りでも使いやすいのが特徴となっています。
また、他の扉と比べて劣化などで開けられなくなることが少ないため、安全性が高いという利点があります。
そのため、お風呂の中で誰かが倒れたとしてもすぐに助けることが可能です。
さらに、横にスライドするだけなので、開けるスペースを抑えることも可能です。
ほかにも、引き戸には1枚ドアや3枚タイプなど様々な種類があるため、様々な生活スタイルに合わせられます。
そのため、使いやすくてスペースを抑えられる扉をお探しの方には、引き戸へ交換することをおすすめします。
3.手入れしやすい扉なら開き戸がおすすめ
開き戸は、取っ手を掴んで手前か奥に開くように使う仕様になっています。
横にスライドする溝がないため、手入れがしやすいというのが利点です。
また、ゴミやホコリが溜まりづらいため、他の扉と比べて綺麗に保てます。
ほかにも、扉にタオル掛けを設置することもできて、使用前や後のバスタオルなどを掛けておくことも可能です。
ただ、扉を奥に開く仕様のため、かなりのスペースが必要になります。
そのため、設置する際は脱衣所や浴室にしっかりスペースを確保しましょう。
お風呂の扉を選ぶときの注意点
お風呂の扉を選ぶ際は、自分の生活や家族の事情を考えて必要な機能を具体的にすることが重要となります。
たとえば、ご家族の中にご高齢の方がいる場合だと、扱いやすい引き戸を選ぶのがおすすめです。
ほかにも、日々の手入れのしやすさで扉を探すのも大事です。
お風呂などの水回りは汚れやカビが発生しやすいため、なるべく綺麗に保つ必要があります。
お風呂はほぼ毎日使うため、手入れのしやすいものを選べば手間を減らせます。
お風呂の扉を交換する2つの方法
お風呂の扉を交換する際は、自分(DIY)で行うか業者に依頼するかの2択になります。
ここでは、自分で交換する場合と業者に依頼する場合についてご紹介いたします。
- 自分で交換する(DIY)
- 業者に依頼する
それではひとつずつ見ていきましょう。
自分で交換する(DIY)
結論をいうと、自分でお風呂の扉を交換するのはかなり大変です。
特に、カバー工法という施工方法は素人が行うには難易度が高いです。
扉を交換するには、電動ドライバーやカッター、シーリング材、新しい扉などさまざまなものを用意する必要があります。
また、シーリング材も打ちなれていないと、隙間ができたりして水漏れが発生する危険性もあります。
そのため、扉の交換は施工業者に依頼した方が確実です。
業者に依頼する
普段からDIYを行っていて、扉も自分で交換できるという人以外は業者に依頼するのが確実です。
目安費用になりますが、扉のみ交換する場合にかかる費用は3万円~10万円程度なので、比較的安価で施工を済ませることが可能です。
逆に、慣れていない人が自分で扉を交換し、上手く取り付けられなかったり、シーリング材を打つのに失敗してそこから業者にちゃんと施工してもらうことになると、かえって費用がかかる場合があります。
また、扉交換に失敗してしまった場合、隙間ができたり戸が上手く開かないといった問題が発生することがあります。
そのため、自分で扉を交換するのに自信がないという方は、業者に依頼しましょう。
とはいえ、どの業者に依頼すればよいかわからない人は多いでしょう。
そういう方には、浴室再生職人がおすすめです。
浴室再生職人は、安心見積もりや納得保証制度など、不適切な価格設定にならない工夫がされている浴室専門の業者です。
気になる方は、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。
お風呂の扉を交換する際の費用
目安費用は、扉や工事の種類によって値段が変わってきます。
目安費用は以下の通りです。
リフォーム内容 | 開き戸 | 折れ戸 | 引き戸 |
カバー工法 | 5万円前後 | 3万~6万円 | 10万円前後 |
扉のみ交換 | 3万~5万円 | 3万~6万円 | 8万~10万円 |
枠組みと扉交換 | 7万~10万円 | 8万~12万円 | 13万~16万円 |
具体的な費用は、施工業者によって異なりますので、気になる方は一度問い合わせてみてください。
お風呂の扉を安く交換するならカバー工法がおすすめ
お風呂の扉を安価で交換したいという方には、カバー工法がおすすめです。
カバー工法とは、既存の枠組みの上から新しいものを被せるように取り付ける工法です。
既存の枠組みを残したまま施工するため、壁を壊す必要がなく費用を抑えることができます。
また、施工時間も約3時間以内に終わることが多く、工期が比較的短いという利点があります。
ほかにも、施工に使用するのは電動ドライバーやカッターなどの工具なので、比較的工事音を抑えることもできる点もメリットの一つです。
以上の点から、お風呂の扉を交換する場合はカバー工法がおすすめです。
【納得保証で安心】お風呂の扉の交換は「浴室再生職人会」にお問い合わせください
浴室再生職人会は、浴室を再生させることを専門としている施工業者です。
現在、2,000件以上施工を行ってきた実績があります。
また、浴室再生職人会ならメーカー経由で、15万円かかるカバー工法の工事でも8万円に抑えられるなど、費用を削減して施工を行うことが可能です。
さらに、こちらでは初めてご利用される方を対象に納得保証というものを用意しています。
納得保証とは、リフォーム後の仕上がりに不満がある場合、お客様が納得できる金額を提示してもらい、その額を施工費用として支払っていただくという保証です。
浴室再生職人会では、扉の他にもお風呂全般のリフォームを行っているため、浴室で気になる所がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。
コメント